NEW!学校法人菊地学園
主観的な評価から脱却し、法人全体の公平性と「人材育成」を両立させたい学校法人菊地学園

──本日はよろしくお願いします。まず、カタグルマ導入のきっかけをお聞かせください。
これまでは、年度初めに作成する「目標シート」をもとに職員一人ひとりと振り返りや面談を行っていました。しかし、目標設定の内容や評価の視点が職員や評価者によって異なる部分も多く、どうしても評価者の主観に左右されやすい状況があったんです。
法人全体で共通の基準を持ち、より公平性・透明性の高い評価制度を構築したい。そして何より、評価を「職員の成長や人材育成」につなげていきたいと考え、システムの導入を検討し始めました。

──数あるシステムの中で、なぜ「カタグルマ」だったのでしょうか?
単なる評価システムではなく、「評価を通じた人材育成」に重点を置いている点に魅力を感じたからです。また、保育・教育業界の実情を深く理解したサポート体制があることや、制度設計から日々の運用まで、私たちにしっかりと「伴走」していただける点が大きな決め手となりました。
システム操作よりも、「評価の目的」という共通認識を揃えること
──活用を進めるにあたり、大変だったことはありましたか?
一番労力を使ったのは、これまで施設ごとに異なっていた評価に対する考え方や、運用方法を統一していくプロセスですね。
システムの操作そのものよりも、「なぜ今、評価を行うのか」「評価をどのように人材育成につなげるのか」という本質的な部分について、法人内で共通認識を持つことに時間を要しました。
対話が深まり、評価が「職員の成長を支援する機会」へ
──導入してよかったと感じることを教えてください。
評価を行うこと自体が目的ではなく、職員一人ひとりの強みや課題を共有し、成長を支援する機会が増えてきたことです。
面談の場が、単に評価結果を伝えるだけの場ではなくなりました。日々の保育実践での気づきや、今後のキャリア・成長についてじっくり対話する時間が増え、まさに「人材育成の視点」で職員を支援できるようになったと実感しています。

評価者の意識が変わり、職員の納得感と主体性が高まった
──考課者研修やシステムの活用を通じて、具体的にどのような変化がありましたか?
特に評価者の意識が大きく変わりました。研修を通じて、「評価とは職員を査定するためだけのものではない。成長を支援するための重要なマネジメント手法なんだ」という理解が深まりました。
その結果、評価者が日頃から職員の様子や成長過程に細かく目を向けるようになり、面談でも具体的なフィードバックや育成に関する前向きな対話が増えています。
──評価される側の職員の皆さんには、何か変化はありましたか?
はい、職員側も評価基準(物差し)が明確になったことで、「自分が何を求められているのか」を理解しやすくなりました。結果として、日々の業務の中でも目標をしっかりと意識し、主体的に取り組む姿勢が見られるようになっています。過去のプロセスをシステム上でいつでも振り返られる安心感も、納得感の向上につながっているようです。
今後の展望
──最後に、今後の展望やカタグルマを通じて実施していきたいことを教えてください。
蓄積された評価結果や面談のデータを、今後はさらに人材育成やキャリア形成へと連動させていきたいです。職員一人ひとりが「この職場で自分は成長できている」と実感できる組織づくりを、より強固にしていきたいと考えています。
また、これらのデータを活用しながら、次世代の管理職の育成や、組織全体のマネジメント力向上にもつなげていく予定です。組織の土台を強くすることで、子どもたちや保護者の皆様に、より質の高い保育・教育を提供し続けていきたいと思います。
──本日は貴重なお時間をありがとうございました。今後もよりお力になれるよう、スタッフ一同しっかり伴走してまいります。
学校法人菊地学園
埼玉県越谷市を中心に、認定こども園・保育園を運営。「子どもと一緒に楽しむ保育」を大切に、職員一人ひとりの成長を支援する組織づくりに取り組んでいる。
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