弊社メールマガジンのコラムご紹介~保育所におけるこれからの給食の役割~

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その中より、今回は昨年配信させていただいた「保育所におけるこれからの給食の役割」というテーマのコラムをご紹介させていただきます。

 

「保育所におけるこれからの給食の役割」

皆様はじめまして。

オイシックス・ラ・大地(株)の清水と申します。

私が本日みなさまにお伝えしたいテーマは「保育所におけるこれからの給食の役割」です。

 

厚生労働省が定める「保育所保育指針」の第3章「健康および安全」の中では、

  • 子どもの健康支援(健康・発達状態の把握やアレルギー対応など)
  • 食育の推進
  • 環境および衛生管理

 

主に上記3項目で定義されています。

その中で、食中毒やアレルギー事故、誤飲や誤嚥リスクを防止しながら

毎日の給食提供を安定的に行うことに日々苦労されていることかと思います。

特に調理の業務負荷は大きく、提供だけで手一杯で食育まではなかなか。。。という保育所の声も耳にします。

給食提供だけでも大変な中で直近の課題となっているのは「食材費の高騰」ではないでしょうか?

 

総務省統計局が出している「消費者物価指数」のデータを見ると、

給食で使用される魚・肉に関しては価格が2020年から今年にかけて20%以上上昇しています。

継続的な食材価格の上昇は、食材業者の変更や価格の安いスーパーで買うなど

現場の努力だけでは収まらない状況になっていく可能性もあります。

まさに、昨今言われている「地域に無くてはならない園」になる為の変化、

だけではなく「保育所における給食の役割」も見直すタイミングが来ているのではないかと考えています。

 

では、何を見直すのが良いのか?

そのヒントは、弊社が独自に保育所に子どもを通わせる保護者から取得した、

「保育所における給食のアンケート結果」(N=578世帯)から考えられるかもしれません。

 

①お子さまの保育所給食に求める要素を教えてください(※複数回答可)

1、栄養バランス 84.5%

2、安全性(衛生面) 64.1%

3、おいしさ 60%

 

②お子さまの保育所給食でもっとこんなお願いをしたい!という内容を教えてください。

1、給食を食べている子どもの様子を教えてほしい 42.2%

2、こどもの好き嫌いが無くなるような献立・給食を提供してほしい 41.8%

3、おいしい給食の提供 39.8%

 

この結果から読み取れることは、保護者が保育所給食に求めていることは、

どの保育所も実施できているということです。ただし、給食においてもっとこんなお願いをしたい!

という②のアンケートが、今後の保育所における給食の役割を見直し、差別化につなげられる要素になるかもしれません。

 

上記アンケート結果に合わせた実際の保育所の取り組み事例としては、

1、食育プログラムの充実

2、SNSや保育ICTシステムを活用した保護者への食育・給食活動共有強化

などが挙げられます。

具体的には、シェフを実際に呼んでフランス料理風にアレンジした給食提供の実施、

寿司職人さんに魚を捌いてもらい、お寿司を握ってもらうなど実施している保育所もあります。

 

ただし、食育プログラムの充実や保護者への共有などを実施していくには、

実際にそれを運営する職員の「余裕」と「時間」があるかが重要だと思います。

その為には、これまでの工夫や改善などの対策の延長線上ではない運営の見直しを図り、

「保育所における給食の役割」を見直していく必要があると考えています。

 

弊社では、保育所における給食運営の見直しの為の、作業省力化を実現できる商品、

子どもたちが食の楽しさを知り、食べることが好きになることを目的とした食育プログラムのご提供を行っております。

もしご興味がある方は、こちらよりお問い合わせください。

https://www.oisixradaichi.co.jp/services/hoikuen/lp/syokuzai02/

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最後までご覧いただきありがとうございました!

こちらのコラムの続編は弊社メールマガジンにて配信させていただきます。

 

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