【保育園のSNS活用術】給食と食育で選ばれる園になる秘訣
執筆者
オイシックス・ラ・大地 株式会社
BtoBサブスク事業本部 施設食材流通事業部部長
清水 崇司氏
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目次 |
SNSで魅せる保育園の日常:給食と食育が集客の決め手に
皆様こんにちは。オイシックス・ラ・大地(株)の清水と申します。
昨年、カタグルマ様のメルマガで「保育所におけるこれからの給食の役割」というお話をさせていただきました。
そこでは、昨今の食材費の高騰を受け単純にコストを削減する、より安い業者に変更する(もしくは施設職員での買い出しに変更)ことでは限界があり、「保育所における給食の役割」を見直すタイミングが来ているのでは?ということを保護者のアンケートを元にお話しさせていただきました。
(昨年配信した”保育所におけるこれからの給食の役割”はこちらよりご覧いただけます)
本日は「保育施設における給食の役割を明確にすることで、地域における選ばれる園になる為のヒント」を実際の施設の成功事例を交えてお伝えいたします。
ご紹介施設様について
桃花小規模保育園(小規模認可保育園定員19名)
施設様が達成されたこと
2023年度の定員充足率100%、24年度も100%見込み
保育園のSNS戦略:日々の発信が園児確保のカギに
施設様の取り組み
- 給食・食育を使った差別化による集客の仕組み作り(給食・食育:すくすくOisixのサービスを利用)
- SNS活用:SNSでの情報発信に力を入れており毎日発信されています。Oisix提供の食育コンテンツを使った食育実施動画や給食メニュー、食事シーンなどの動画発信をされています。その他にも毎日のお散歩、歌あそび、英語レッスンなどの実施状況などの発信を精力的に実施されています。
施設様のお声
- SNS発信前後での変化として、定員の空き状況の変化が大きく、これまでは一瞬空きができてしまうこともあったが、現在では空きが発生すること自体がなくなりました。これまでに転園などが2回あったが、SNSで数名空きが出ているということを告知するなど園児集客にもSNSを活用しています。
- SNSをやったことによりHP流入や見学が増え、“インスタを見ました”という入園者増えました!
- 見学や入園される保護者様に“食育や給食に力を入れているんですよね”とよく言われます!
- 実際にインスタ動画の再生回数は食事のシーンや食育の様子が伸びていますし、それ以外にもクッキング動画は閲覧数が伸びるジャンルだと思います!
【長谷川園長先生のインタビュー動画はこちら】
https://youtu.be/QjHzQSDLWAU
給食と食育で差別化:SNSを活用した保育園の魅力発信
本日お話した桃花小規模保育園様が給食運営と発信に力を入れた背景は明確に「園児申込数減少リスク」があります。
それを解決する為に、ただ食育を実施するだけではなく、その為に必要な土台作り(=余力をどう生み出すか)から向き合い、単純に給食提供をする、食育をやるだけではなく、それにより子どもたちや保護者が喜んでくれていることを絶えず保護者と従事する職員、外部などにも積極的に発信されていました。
施設や設置エリアの応募状況などの現在地をしっかりと把握し、どのような施設でありたいかというゴールを明確に決める、またそこに向かう為の打ち手を園長先生自ら働きかけていくということも必要なポイントなのかもしれません。
弊社では、給食運営の付加価値向上、そのうえで選ばれる園になる為のサービス提供を行っております。
調理時短が図れる給食用ミールキットや施設の独自性が発揮できる献立編集・発注システムのご提供、子どもたちがもっと食べることが好きになることを目的とした食育プログラムの提供を行っております。
もしご興味がある方は、下記よりお問い合わせください。
https://sukusukuoisix.oisixradaichi.co.jp/