保育園経営の新たな羅針盤。”リ・モデル”で描く地域に選ばれる園の未来

ごあいさつ
いつもご購読いただきまして、ありがとうございます。
カタグルマ代表の大嶽と申します。
さて、今月12日、19日に開催しました弊社カタグルマ主催のオンラインセミナー
「2024年の時流予測と経営方針」は、過去最多となる316名のお申込、271名のご参加となり、
ご参加者のアンケート結果では98%の方が「満足」「大変満足」とご回答いただきました。
改めまして、ご参加いただいた皆様、本当にありがとうございます。
オンラインセミナーの反響 〜”リ・モデル”への共感の輪
社会や経済の変化、それに伴う保育業界内での様々な変化や動向、そして制度改定の検討がなされる中で、今後の施設経営における旗印として以下の3つのテーマを軸にお示しいたしました。
【2024年の3つの経営方針】
- 経営の肉体改造 ー贅肉体質から筋肉体質へー
- リ・モデル ー多機能化を目的としない地域の子育て支援のフラッグシップー
- 地域に無くてはならない園 ー選ばれる園づくりを超えた5つの姿の実現ー
終了後に最も反響をいただいたのは、2の「リ・モデル」でした。
「保育園はもう先がないから児童発達支援事業をやろう」
「定員に空きが出てしまったからこども誰でも通園制度をやって定員を埋めよう」
「子ども食堂が流行ってるからやってみたい」
「産後ケアってビジネスになりますか?」
という類の判断軸や思考による保育施設の多機能化のあり方で、本当に地域に必要とされ、その地域に無くてはならない存在になるのでしょうか?
その問いを講座の中で投げかけさせていただきましたが、終了後の反応をお聞きすると、きっと多くのご参加者から共感いただいたのかなと想像しております。
リ・モデルの3つの視点 〜市場性、事業性、存在感を見据えて
改めて、多機能化を目的としない地域の子育て支援のフラッグシップを実現するためには、
- 市場性(地域から必要とされる事業かどうか)
- 事業性(継続性が保たれる事業であるか)
- 存在感(既存事業の運営安定性と地域内シェアは健全なのか?)
という3つの視点を多角的に持ちつつ、皆様のそれぞれの地域において、
- 供給指標(保留児童数・保留児童比率)
- 需要指標(新規申込増減率)
- 内部指標(新規入園増減率)
の3つの指標において具体的な目安となる数字と算出方法を示しました。
追加開催で学びを深めよう 〜経営計画作成の良き指針に
さらに、これら指標の掛け合わせにより、8つの「リ・モデル」パターンとコンセプトも発表させていただきました。
ご参加いただいた方は是非テキストダイジェストをご覧いただき、振り返りをしていただければ幸いです。
さて、今回のセミナーを通して、私たちとしては是非とも新年度に向けた経営計画、事業計画、運営計画作成の材料として、経営者、経営幹部の皆様、そして園長先生方に活用いただきたいという想いで実施をさせていただきました。
そして、実はセミナー終了後に、
「まだまだ消化しきれていないのでもう一度開催してほしい」
「体調不良で参加できなかったのでもう一度開催してほしい」
などのお声を何名かの方からいただきました。
とてもありがたいお声ですし、私たちとしても出来る限り多くの方々にお聴きいただきたいという想いもあることから、1回のみとなりますが、来月1月に追加開催を実施することにしました。
・今回予定が入ってしまいご参加できなかった
・参加したけれど、もう一度聴講して考え方を深めたい
という保育事業者の経営者、経営幹部、園長先生の皆さま、是非追加開催となる次回にご参加いただければと思いますので、以下の概要よりお申込みいただければ幸いです。
最後になりますが、早いもので今年も残りわずかとなりました。
本年も大変お世話になりました。
来年もカタグルマスタッフ一同、これまで以上に皆様のお役に立てるよう努めて参りますので、何卒よろしくお願いいたします。
どうぞ良いお年をお迎えください。
今後ともカタグルマをご愛顧いただけますよう、よろしくお願いいたします。
※当セミナーは終了しております。
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