Kid’s Gardenきらり保育園(社会福祉法人みずほ愛育会)
【認可保育所】個人面談を軸とした育成が大きく前進
Kid’s Gardenきらり保育園(社会福祉法人みずほ愛育会)
課題のあった育成施策、解決の一手に
ーーーー本日はよろしくお願いいたします。はじめに、なぜカタグルマに興味を持ってくださったのですか?
もともと抱いていた人材育成の課題に対して、効果がありそうだと思えたことですね。
以前から“個人面談を通した職員育成の促進”を目指していたのですが、進め方に悩んでいた部分があって。そんな時にカタグルマを知り、活用することでより効果的な育成が実現できそうだと感じました。また、課題を感じていたマネジメント層・マネージャー層の育成にも役立つ点も魅力でした。
他に、ICTを通して職員会議録や研修報告のペーパーレス化を進められる点も良かったです。
ーー実際に導入してから苦労された点はありましたか?
もともとICTが得意なわけではなかったので、導入当初は“ICTに慣れる”のが大変だったかなと思います。ただ、専任担当の方に細やかにサポートしてもらい徐々に慣れることができたので、大変助かりました。
育成サイクルの仕組みがカタグルマで実現
ーー導入してみて、いかがでしょうか?
期待していた育成面で効果を感じています。当法人では、「個人面談」と「個人目標」の機能をメインに育成を進めているのですが、導入前に悩んでいた面談の質がグンと向上しました。特に大きく変わった点が3つです。
1つ目は、職員1人ひとりが漠然と目標を立てるのではなく、目標と合わせた「達成のための行動計画」を立てられるようになったこと。そのために課題がより明確になり、面談で具体的な改善について話し合えるようになりました。
2つ目は、達成までの計画も立てられるようになったことで、職員1人ひとりに合わせた「成長のためのステップ」が明確になったことです。さらに、職員と育成担当の間で「目標と計画」の共通理解を持てるようにもなり、職員の目標達成のためのフォローもしやすくなりました。
3つ目は、目標や計画の進捗・期日を見える化し、記録を積み上げられるようになったこと。導入前は、目標や計画の進捗をなかなか管理しきれず、どこか漠然とした目標になってしまいがちでした。すると職員の行動改善、ひいては育成に繋げにくい部分があって。ですが今は、カタグルマで目標・行動計画・その進捗が見える化され、職員にとっても「目標達成のために進めること」が明確に。その結果、職員自身が課題に対して高い意識を維持できるようになり、目標の実現度がアップしました。
職員の行動改善につながった!嬉しい効果
ーー実際に、現場での効果は見えてきていますか?
はい。例えば最近の事例だと、書類の提出が遅れがちだった職員が、なんと園内で1,2位を争う提出の早さに成長したんです。職員本人としても「不得意」という認識があったのですが、カタグルマを通して目標と期限が見える化されたことで、職員自身と育成担当、双方の意識が格段に変わりました。
その結果、書類スピードが上がっただけでなく、時間を作り出すスキルの向上にも繋がり、本人も手ごたえを感じられた様子でしたね。さらに園長からの評価も伝えると、本人の自信につながったようで、全体的な仕事のスキルの向上まで見られるように!着実に職員の行動改革に繋がっていることを実感できています。
「目標を立てるだけ」「その時の相談に乗るだけ」の面談から、職員の成長に向けて毎回意義深い面談へ…と、職員把握・育成の質を向上できたことが1番の効果だと考えています。
ーー嬉しいお話、ありがとうございます!先ほどお話に出たペーパーレス化の部分ではいかがですか?
導入前は紙で提出してもらっていたのですが、カタグルマを通して職員会議録や研修報告を提出することでペーパーレス化が進みました。特に職員会議のレジュメ・議事録を活用することで、議事録の作成業務・共有にかかる工数が削減でき、業務省力化が進んで効率化を実現することができました。その点も嬉しいですね。
実現した育成強化の輪を法人全体へ
ーーそれでは最後に、今後の展望やカタグルマを活用して進めていきたいことはありますか?
職員育成の強化を、法人内で広げていくことですね。現在は自園のみでのカタグルマ活用になのですが、今回カタグルマを通して実現できてきている職員育成の仕組みを姉妹園にも活用を広げていき、将来的には法人全体での職員育成の強化・業務省力化を進めていきたいと考えています。
ーーありがとうございます。貴法人の目指す育成強化や業務省力化に向けて、より貢献できるように邁進してまいります。
本日は誠にありがとうございました。