みんなの劇場保育園(社会福祉法人音色会)
【認可保育園・小規模認可保育園・企業主導型保育事業】面談の質が劇的UP!職員育成が進んだ理由は…
みんなの劇場保育園(社会福祉法人音色会)
職員マネジメントを促進できるICTを探して
ーー本日はよろしくお願いします!まず導入を決めた理由をお伺いします。
ここ数年、より良い園運営のために法人のICT化を進める中で「職員に対して総合的にマネジメント出来るICT・システムが必要」と感じていました。そんな中、カタグルマに出会い、職員情報の一括管理や、充実した面談機能があり、まさに求めていた内容だな、と。さらに、職員の意識向上に繋げられる個人目標の機能まで備わっていたことが1番の理由ですね。
また、複数園を運営する当法人では、各園の課題・情報共有の進め方などについて、各施設長がバラバラの方法で指導していると、異動時等のハードルや戸惑いに繋がってしまうので、一元化(見える化)が必要だと感じていました。その点でもカタグルマが解決策になる、と感じられたこともあり、導入を決めました。
ーー導入にあたり悩まれた点は?
職員へ「なんのために活用するのか?」を伝えていくのが難しいなと思いましたね。「今の保育や仕事に向かう姿勢で問題なく(事故なく)仕事が出来ているのに、個人目標を決めて努力していくことが必要なのか?」という意見もあったり…
「保育の質を更に向上することが法人のバリューだ」ということを皆の共通認識にしていく必要がある。その辺は常に課題です。
ただ、その課題も、導入してカタグルマの活用を進めるうちに徐々に改善してきています。職員が慣れてきたことで「目標を立てる方が自身のためにも良いんだ」「たまには振り返らないとダメだな…」ということに気づいてくれた様子が伺えて。特に直近の面談は、意義が職員に浸透したことでスムーズに進みましたね。
面談で実感!職員が成長サイクルを回せるように
ーーカタグルマを導入して感じた効果はありますか?
先ほどと重複になりますが、カタグルマ活用を通して「職員自身が自分の課題に気づき、それを解決していこうとする姿勢を身につけ始めている」ということ。また、その結果、出来ていないことが出来るようになったという過程が見える化したことで、「今、出来ないことでも、いつか出来るようになる」というステップが可視化され、職員が実感を持てるようになったことです。
実際に面談していると「カタグルマに書いたんだけど○○は課題だなと気が付いた」「書きながら、自分の足りていない部分に気が付いた」という職員が増えています。チェックリストを付けることも、法人が求めていることがわかるので「保育者として、社会人として、音色会の一員として、どうあるべきか?」ということに、徐々に気づいていってくれているのでは?と思っています。
ーー法人の目指す姿の浸透にも繋がっているのですね!
そうです。すごく重要な点ですよね。ただ、気づきを得るスピード・タイミングは、法人や園の環境、また職員1人ひとりによっても違う。だから、まずは3年続けることが大事!と考えてますね。
総括して、育成を加速させる仕組みをスムーズに構築できたことが、カタグルマの大きな効果です。
職員自身が主体的に成長できる職員集団へ…
ーー他に、使い続ける中で効果を感じてきたことはありますか??
職員会議の議事録や研修報告などもペーパーレスにできたこと。研修報告や会議録などはどこででも作成し、どこでも確認できるようになり、共有・保管が格段に楽になりました。
確認できている職員・できてない職員が一目でわかるようになったことも嬉しいですね。「言われなくても研修報告や会議録に目を通す職員」と「言われないとしない職員」がわかり、意識の違いが見える化しました。それをもとに苦手な職員とは「なぜ出来ないのか?」を面談等で話をすると、意識の問題なのか、仕事が多くて追い付いていないのか、などわかることがある。職員把握を深める1つの要素になるようになりました。
ーー最後に、今後の展望を教えてください。
育成思考の法人でありたいと思っているので、法人のミッションを職員レベルまで浸透させ、職員自らが資質の向上を行うような職員集団を目指しています。そのためにも、まずは面談の質のさらなる向上を行っていきたいですね。いずれは主任保育士などもメンターとなれるようにしていき、法人全体の育成環境を整えていきたいと考えています。カタグルマで従来の課題が解消されてきたため、もう一歩、さらにもう一歩と育成を高めていきたいです。
ーーありがとうございます。育成全体の強化に向けて、よりお力になれるようスタッフ一同しっかり伴走してまいります。
本日は誠にありがとうございました。