NEW!学校法人城南学園　五霞幼稚園・保育園

「勘と経験」だけの園運営に不安…将来に向けた挑戦

 

 

ーー本日はよろしくお願いします！まず、カタグルマを導入された経緯は？

 

カタグルマと出会ったのは「勘と経験」だけの園運営に法人継続の不安を感じていた時でした。そんな中、職員マネジメントの記録を蓄積しながら、育成の仕組み化ができるＩＣＴ『カタグルマ』を知り、「まさに自分たちに必要だ…」と導入を決めました。

 

 

ーーありがとうございます。導入して１番良かったことは？

 

導入してからまだ日が浅いのですが、今時点で1番良かったなと感じているのは「個人目標」です。

 

導入前から、年間の個人目標を立ててはいたんですが、目標立案から振り返りまでのスパンが長く、効果的な振り返りができていませんでした。そんな中、カタグルマで個人目標を進めるようになったことで、個人目標を通した育成が、より実践的で意義深いものになったと感じています。

 

 

カタグルマ導入で、職員一人ひとりへの丁寧なフォローが実現

 

 

ーー実践的で意義深くなった…とは、どんな変化でしょうか？

 

まずは、紙管理からペーパーレス化できたという変化。各職員が自身のスマホで簡単に提出・閲覧・振り返りができるようになったことで、個人目標が日常的に使えるものになりました。育成側（マネジメント層）も簡単にフィードバックができるようになり、以前は「年間」だった個人目標が、今では「学期ごとの個人目標」を立てられるように。内容もより具体的にアウトプットできるようになりました。

 

意義ある実施という点では、この「スパンを短くできた・目標をより具体化できた」ということが大きかったです。年間目標だけの頃は、振り返りまでの期間が長く、正直なところ…日々の業務に埋もれてしまったことも。また抽象度も高く、振り返りが難しい部分もありました。しかし「学期ごと」にできたことで、短いスパンで振り返りができるようになり、埋もれる前に振り返りができるように。また具体度が増したことで、より次のステップを考えやすくなりました！

 

 

ーースパンと具体度があがったことで、目標が職員の成長に、より繋がりやすくなったんですね。

 

そうなんです！また「見える化されたこと」も良かったです。育成側としては、先生方の今持っている課題が明確に可視化されたことで、PDCAをうまく次の目標につなげるができるようになりました。すると育成に繋がるフォロー・サポートが格段にしやすくなり、すごくありがたいですね。職員にとっても自身のPDCAがしっかり記録に残ることで自身の成長を実感しやすくなったようで、意欲的に目標に取り組めているようです。

 

目標を日々の業務に落とし込み、そのPDCAそれぞれのステップが可視化され、職員にも育成側にも見える化されたことで、個人目標が意味ある育成施策になっていっていると感じます。

 

 

 

 

カタグルマと、更なる成長を職員と共に…！

 

 

──ありがとうございます。他に、育成に効果が出てきたと感じる取り組みはありますか？

 

自己評価ですね！当園では、自己評価を毎月実施しているのですが、熱心な先生たちは「今、感じていること」を自己評価を通して共有してくれます。

 

こちらもICTでペーパーレスになったことで、職員が回答しやすくなり時短につながりました。そして効率化したことで、頻度をあげた実施が可能に。頻度をあげられたことが、園長・副園長にとっては嬉しかったですね。都度、先生たち一人ひとりが考えていることや疑問に感じていることを確認できるようになりました。

 

また、職員の提出シート確認が簡単になっただけでなく、過去・前回との比較もできる分析グラフやレポートも参考になり、職員把握がしやすくなりました。そのために、先生一人ひとりに対してより細やかなフォローが可能になってきているなと感じますね。以前にくらべても劇的に対先生たちへのフォローが変わったと思います。

 

 

──ありがとうございます。他にも嬉しかった機能があれば教えてください。

 

研修報告と職員会議（議事録機能）ですね！特に研修報告は、学びの共有に大いに役立っています。導入前は、研修に参加した先生が研修報告を紙に書いて提出。その後、園長・副園長が確認し、ファイリングしていたのですが、この方法だと職員全体でどんな研修だったのか、どんな学びだったのかを共有することがとても難しかったんです。

 

でも、カタグルマで研修報告を提出するようになって、他の先生の報告を、それぞれのタイミングでスグに確認できるように。作成も手書きよりずっと時短になり、簡単にお互いの研修報告を確認し合えるようになりました。すると同じ研修であっても、他の先生の視点や学びを読んで “別の捉え方や意見” を知る…など、より深い学びに繋げられるようになりました。職員同士で学びの輪が広げられる環境を整えられて、より園一丸となって成長できる体制ができてきたことが嬉しいですね！

 

実は、他にも気になっている機能が沢山。活用を進めながら、職員の把握・育成の強化と効率化を進めていきたいと考えています。

 

 

ーーありがとうございます。今後もよりお力になれるようスタッフ一同しっかり伴走してまいります。本日は誠にありがとうございました。